甲鱗のワームは弱いのか

投稿者: | 2019年4月7日

甲鱗のワーム/Scaled Wurm(7)(緑)

クリーチャー — ワーム(Wurm)
7/6
――――
見た目はトップレア。実際はコモン。
8マナ7/6 バニラ 以上。
カードに長ったらしく色々書いてあるが、単なるフレーバーテキストである。
普通なら見向きもされず人々の記憶から消えるようなカードであるが、良デザインと大きさが相まって知名度は抜群で「甲鱗様」と崇拝する人までいる。
一般的な認識としては「弱い」
この一言に尽きる。今よりも当時のクリーチャーの方がパワーが抑えられていたが、それにしても弱すぎる。
だが、果たして本当に弱かったのだろうか?
MTGwikiを見ると、
「カード資産も知識も少ない初心者同士のゲームでなら、圧倒的なサイズによってまさにフィニッシャーとして活躍するだろうが…」
と書いてある。
そう、つまり初心者同士のゲームなら活躍できるのだ!
ある意味、RPGで言うなら中ボス的存在である。
管理人がMTGを始めた頃、当時は中学生。
お小遣いからパックを購入していたため、せいぜい月に数パックの購入しか出来なかった。
周りも中学生である。もちろん、買える量も限られるし、インターネットも一般的ではなかったので、参考にするものもほとんどなくデッキ構築力も低い。
大して買えない&構築力が低い。
するとどうなるか
・多色デッキなのに基本地形しか入ってない
・クリーチャー除去がほとんど入っていない
・何をしたいか良くわからないエンチャントが入っている
・好きなカードだけを詰め込んだ150枚デッキ
酷いものになると、「赤マナが出ないのに赤の呪文が入っている」というデッキもあった。
ブースタードラフトよりも劣るデッキが出来上がるのだ。
甲鱗のワームは、8マナとは言え、(緑)以外の7マナは不特定マナであり、非常に出しやすい。
上記のような限定された環境の中で、例えばラノワールのエルフなどマナクリーチャーを複数使って4ターン目あたりに出てきたりなんかすると手におえない。
当時、管理人もこの巨大なクリーチャーに何度もやられた。
2/2や3/3程度では歯が立たないからね。
蹂躙されたよ。蹂躙のワームだよ。
結論:甲鱗のワーム様は強い

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