記念すべきコラムの第1回目
「MTGの魅力は?」と聞かれて、一言で言い現わすのはとても難しいが、大きく分けてしまうならば、1デザイン性 2ゲーム性 3コレクション性 に分けることが出来るだろう。
デザイン性に関しては言わずもがな。発売当初から様々なイラストが描かれており、魅力のあるカードがごまんとある。例えそのカードが弱かったとしても、デザインが好きだという理由で持っている人も多いのではないだろうか。
不気味なイラストや、美麗なイラスト、かっこ良いイラスト等々。MTGに興味はなくても、探せば自分の好みに合ったカードは最低1枚は見つかるだろうと思っている。
ゲーム性に関しては、「世界発のトレーディング・カードゲーム」と称しているだけあって、発売当初から非常に完成度の高いものであった。
今日発売されているカードゲームの多くが、MTGのシステムを参考にしていることからもその素晴らしさが伺える。
「世界発のトレーディング・カードゲーム」と書いたが、実はカードゲーム自体はあったことはあった。
だが、当時のカードゲームは「山札を用意して互いに引いてカードの強い方が勝ち」のような、シンプルなルールのゲームが多かった。
そういった中で、MTGのシステムは画期的だった。
特に、「コストを支払ってカードをプレイする」という概念は後のカードゲームのシステムを大きく変えたと言っても良いだろう。(当時他に存在していたらごめんなさい)
強い呪文は、それなりのコストを支払わなければならない。コストに見合っていなければ、そのカードは弱いと判断される。
例えば、5/5のクリーチャーと3/3のクリーチャー。どちらが強いと言われれば、当然5/5のクリーチャーだろう。
しかし、コストに⑨(マナ)掛かる5/5のクリーチャーと、②(マナ)で済む3/3のクリーチャーのどちらが強いかと言われれば、当然2マナ3/3だろう。
といった具合に、ただパワーの高いカードを入れるのではなく、コストの優れたカードでデッキを作るというのは斬新であったし、最初に決まった数のカードを引く(手札)というシステムも画期的であった。
他にも、「ライブラリーを弄るカード」「手札を操作するカード」「クリーチャーを破壊するカード」など、挙げれば枚挙にいとまがない。
また、コレクション性に関しても、「レア」「アンコモン」「コモン」と希少性を分けることで、コレクターの収集癖を擽らせている。
先に挙げたデザイン性も相まって、プレイはしないけれどコレクションしている人は多いのではないだろうか。
以上、簡単にではあるが私なりにMTGの魅力を簡単に語ってみた。
当然、これらの他にも魅力がたくさんあるだろうし、これからも増え続けていくだろう。