新旧デッキ対決
秘儀の手数VSマシーンヘッド
前回、かなりの強さを見せたチャレンジャーデッキ「秘儀の手数」
今回は、2000年のワールドチャンピオンシップのデッキ「マシーンヘッド」と一発勝負をしたいと思う。(本当に強さを測る為には何十回と対戦しないといけない。これはあくまでエキシビジョンととらえてほしい。)
(チャンピオンデッキは、すべて金枠のカードである)
マシーンヘッドに収録されているカードを見てみよう。
クリーチャー (18)
4 燃え立つ死霊/Blazing Specter
2 墓所の天使/Crypt Angel
2 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
3 ファイレクシアの盾持ち/Phyrexian Scuta
4 疫病吐き/Plague Spitter
3 スキジック/Skizzik
呪文 (18)
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 強迫/Duress
4 終止/Terminate
3 ウルザの激怒/Urza’s Rage
3 血の復讐/Vendetta
土地 (24)
6 山/Mountain
6 沼/Swamp
4 リシャーダの港/Rishadan Port
4 硫黄泉/Sulfurous Springs
4 アーボーグの火山/Urborg Volcano
「暗黒の儀式」など超協力な呪文が入っているものの、全体を見たときに1枚1枚のカードパワーは今よりも劣っていると言わざるを得ない。
それでも、手札破壊、クリーチャー除去など、このデッキは非常にバランスが取れている。
スタンダードでこんなにバランスを重視したデッキは、現在でも中々見られないのではなかろうか。
秘儀の手数の収録カードに関しては、前回のを参考にしてほしい。
「秘儀の手数=自分」の先攻ではじまった。
土地を置いてターンエンド。
相手も特にやることなくターンエンド。
強迫も入っているので、1ターン目から動くこともある。
動いたのは、2ターン目からである。
「マシーンヘッド=相手」が沼から暗黒の儀式、そして山をタップして、「ファイレクシアの盾持ち」を召喚してきた。
このカードは、通常だと4マナ3/3に過ぎないが、キッカーでライフ3点支払うと、5/5のクリーチャーとして出てくるのだ。
タフネス5というのは非常に大きい。こちらの「溶岩コイル」では4点しか与えられないから届かない。
(こちらはゴブリンが出ている。新旧が相対すると感慨深いものがある。)
仕方ないので、「ショック」と「溶岩コイル」の2枚で落とす。
2対1交換でカードアドバンテージは失ったが仕方ない。
5/5は見過ごせない。
今度は自分が、「弾けるドレイク」を召喚する。
相手もまた「ファイレクシアの盾持ち」を召喚してきた。
この後、相手の「終始」でドレイクが落とされる。
しかし、再度軽めの呪文を打ちながら引いたドレイクによって、相手を倒すことが出来た。
結果
「秘儀の手数」の勝利。
今回は勝利したが、相手のデッキには、「ファイレクシアの闘技場」、「リシャーダの港」、「スキジック」など強力カードがあるので、毎回勝てるほどの差はないと思われる。
それではまた~