ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(X)(緑)(青)
クリーチャー — クラゲ(Jellyfish) ハイドラ(Hydra) ビースト(Beast)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたはXの半分の点数のライフを得て、カードをXの半分の枚数引く。それぞれの端数は切り捨てる。
飛行、トランプル
ハイドロイド混成体は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
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最新エキスパンション(2019年3月時点)ラヴニカの献身より。
クリーチャータイプ―クラゲ(Jellyfish) ハイドラ(Hydra) ビースト(Beast)を持つ混成体。
パッと見ヘビが一番目立ち、やまたのおろちみたいになっている。
「混成体」という単語は日常的に使わないが、異なる生物が融合した合成生物ってことで良いだろう。
さすが混成体だけあって、複数の優良な能力を持っている。
それぞれの特徴を分解するとこんな感じか
クラゲ―飛行
ハイドラ―パワー/タフネスがX/X
ビースト―トランプル
(ドローカードとライフゲインはちょっとわからないが、混ざり合って獲得した能力か?)
それにしてもクリーチャータイプ「クラゲ」とは珍しい。
ちょっと調べて見たら、単独タイプでクラゲを持つのは「大クラゲ」しかヒットしなかった。「ナルコメーバ」もクラゲかと思ったが、良く見たらイリュージョンであった。
大クラゲ ナルコメーバ
よく似ている
さて、タイプの話はこの辺りでおしまいにして、能力を見てみよう。
まず、マナコストだが(X)(緑)(青)のクリーチャーとして見ると、(X)以外に2マナ使うのでそれほど大きなサイズは期待できないが、(X)(緑)でバニラである「キヅタの精霊」と比べると回避能力を持っているので、使いやすい。
(「キヅタの精霊」の上位互換のクリーチャーもいることはいる。打ち消されなかったり、追加で+1/+1カウンターが置けたり。)
キヅタの精霊
ハイドロイド混成体はキヅタの精霊と比較してマナコストが違うので上位互換とは言えないが、持っている能力が他の上位互換と比較して強すぎる。
①(X)の半分のライフを得る。②(X)の半分のカードを引く。
①だけでもまずまずだが、①②が合わさるととんでもなく強力である。
クリーチャー出すとライフも増やせて出来てカードも引ける。しかも戦場に出ず唱えるだけで。一粒で三度おいしいカードである。
仮に、(X)を4とした場合、(現実的にはこのあたりで唱えられることが多いか?)
6マナ4/4飛行トランプル、唱えると2点ライフを得て2枚カードを引ける。
2点はともかく2枚ドローはヤバすぎ。
(X)が2でも
4マナ2/2飛行トランプル、唱えると1点ライフを得て1枚カードを引ける。
小粒だがまずまず使える。
とにかく、(X)なので序盤でも中盤でも腐らないのが大きい。
スタンダードのデッキでも使われているしそりゃトップレアにもなるわ。